Javaの学習方法と学習にかかる時間
Javaが得意とすることを理解したら、Javaのスキルを身につけましょう。効率よくスキルを身につけるためには、自分に合う学習方法を見つける必要があります。
Javaの学習方法
プログラミング言語の中でもJavaは人気が高く、大小さまざまな規模の案件があります。求められるスキルのレベルの幅も広いので、スキルや経験に応じてステップアップしていくことができます。Javaの学習方法は独学かスクールかという2択がメインになりますが、どちらにしても個人の学習時間はそれなりに確保する必要があります。
Javaの学習にかかる時間
プログラミング初心者にとって、Javaは決して簡単なプログラミング言語ではありません。感じ方に個人差はあるものの、難易度としては高いほうと感じる人が多いようです。学習時間の目安としては、400時間から500時間ぐらいです。これはあくまでも目安となる時間なので、場合によってはその倍以上の時間がかかることもあるでしょう。1日の勉強時間を3時間確保できたとしても、必要とされる勉強時間をクリアするのに3ヶ月ほどかかる計算になります。毎日休まず学び続けて3ヶ月なので、実際にはもっと時間がかかるつもりでいたほうがいいかもしれません。
そもそもプログラミング学習には終わりがなく、やろうと思えばどこまでも深掘りしていくことができます。Javaの学習計画を立てる際は、どの程度のレベルを目指すのか目標をしっかりと定めておきましょう。わかりやすい目標としては、作りたいシステムのイメージを固めることです。完成までのプロセスをさかのぼっていけば、何を学べばいいのかが明確になります。独学で学習する場合は、自分が読んでわかりやすいと感じる参考書をいくつか用意しましょう。
オブジェクト指向がつまずきのポイント
Javaの特徴は「オブジェクト指向」のプログラミング言語であることです。Java初心者の多くは、オブジェクト指向の概念がうまく理解できずに挫折してしまいます。これについては、わかりやすい参考書などをよく読み込んで、クラス、メソッド、インスタンス、カプセル化、継承、ポリモーフィズムなどについて理解できるまでじっくり考えてみることです。
経験者は構文から
他のプログラミング言語の経験がある人は、構文学習から始めてみるといいでしょう。オブジェクト指向が理解できている人ならば、習得までにそれほど時間がかからないはずです。構文の次はライブラリについて学習し、その後にサーバーサイドプログラミングを学習します。そして、フレームワークを最後に学習すれば、開発現場でも通用する最低限のスキルを網羅したことになります。
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